フィルフォーマー
セルテックの新商品 「フィルフォーマー」
■私のコンクリート補修物語
第3部 塩害による鉄筋腐食 堀 孝廣

3.6 自然環境と腐食速度

 沖縄では、東京に比べて2倍以上の速さで錆が進行するという。さびるのは化学反応であるから、温度の要因は大きい。温度と化学反応速度との間には、およそ温度が10℃上がると反応速度が2倍になるという関係がある。また、実験的に相対湿度と腐食速度の関係も調べられており、以下の表のような倍率であると言われている。普通鋼では、相対湿度が50%以下では殆どさびない。コンクリートの中では、コンクリート中の水分、及び各種イオンの影響があるのでこの通りにはならないが、温度と湿度が腐食速度に与える影響の大きさがわかる。

 気象因子の影響のみを取り出して、普通鋼に対して以下のような等腐食地図が作られている。北海道と鹿児島では、腐食速度に約2倍の違いがある。

 現実の暴露では、このほかに大気中の亜硫酸ガスによる硫酸ミスト、海からの海塩粒子の影響が大きく、日本各地域の侵食度が、次の速度式を使って表にされている。

 例えば、表中のC海岸地帯を例にとると10年後の侵食深さは、

*この項の図、表は、『さびのおはなし』増子昇著 日本規格協会より引用させていただきました。


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